林材業作業での危険の芽を摘み取り、安全の先取りをする林材業リスクアセスメントの普及・定着や、
事業主や現場の責任者等をはじめ、中高年齢労働者の方や他産業から新しく林業に就いた方などを対象にした
集団指導会の実施などによって、事業場の安全衛生水準を高めるための事業を実施しています。
当協会安全管理士(厚生労働大臣)と都道府県ごとに選任した林材業労災防止専門調査員によって
現場安全パトロールや事業場の個別指導、安全技術指導等を実施して、
事業場の安全衛生管理活動を支援する事業も実施しています。
木材製造業事業場の安全衛生管理体制の確率をめざす「木材加工用機会災害防止対策運動」などの活動や、
林業における振動業務従事者の振動障害早期発見を図るため、チェーンソーを取り扱う労働者を対象とした
「林業巡回特殊健康診断事業」や、チェーンソー取扱事業場及びチェーンソー取扱労働者を把握して
特殊健康診断の受診指導・勧奨を行う「林業チェーンソー取扱労働者健康促進事業」を実施しています。
林業・木材製造業向けの簡易で実践的な
リスクアセスメントの集団指導会を開催いたします。
労働災害未然防止に向け、安全管理士、
林材業労災防止専門調査員が現地安全パトロール、
個別指導、集団指導、安全技術指導を行っています。
チェーンソーなど振動工具を取扱う労働者は、
年1回の定期健康診断(一般健診)のほかに、
年2回の特殊健康診断の実施が
事業主に義務づけられています。
当協会では、国の補助事業で地理的に受信が困難な
事業場などを対象に巡回方式による林業巡回特殊
健康診断を実施し、受診費用の助成を行っています。
一定の業務や危険な作業に従事する労働者に対しては、労働安全衛生法に基づく技能講習、
安全衛生特別教育等を実施することが義務づけられています。
また、事業場におけるリスクアセスメントなどの安全管理手法の実施と
普及・定着が労働災害防止のためには欠かせません。
私たちの協会の都道府県支部では、このような事業場などのニーズに応えるため、
次のような技能講習、安全衛生特別教育等を行っています。
私たちの協会では、職場における労働災害防止への取り組みの決意を新たにするため、
毎年1回、林材業関係者が一堂に会する「全国林財業労働災害防止大会」を開催しています。
また、「林材業労働災害防止月間」(7月)を設定して、
会員事業場における安全衛生意識の高揚と労働災害防止活動の実施を呼びかけています。
さらに、月間情報誌「林材安全」やホームページによって、労働災害防止のための調査研究結果や、
労働災害の発生動向・事例の紹介など、広く一般の方々にも最新の情報提供を行っています。
各種安全教育と書や視聴覚教材(DVD)の作成、保護具等の斡旋などを行っています。
〒862-0954 熊本市中央区神水1丁目11-14